atama plus株式会社

社員の声

職種 / Corporate

どこかのルールを、コピペしない。 何のためにという本質から考える。

  • 青木 諒子(Corporate)
埼玉県出身。中高6年間女子高、大学では暑苦しさに憧れてアメフト部にスタッフとして所属。2008年、新卒でリクルートの経理部に入社し、リクルート本体の経理をひと通り経験。その後リクルートのIPO準備を経て、アジア人材事業の管理部門へ異動。香港にて、アジア10か国超の労務・経理・財務・法務等の取りまとめを経験。自分のキャリアを活かしてもともと興味のあった教育に関わる仕事がしたいと考えていたところで、atama plusに出会い、Missionに共感し入社を決意。

従業員が10名しかいない、というチャンス

新卒で入社したリクルートでは、経理に配属。本社や関連会社の経理業務を担当した後、上場を目指すタイミングだったこともあり、IPO準備の専任になりました。2014年に上場してからは、アジアに展開する人材ビジネスの管理部門として、香港に駐在。アジア10ヵ国以上にまたがる関連各社に対して、本社の窓口業務を担当しました。

当初は経理や財務が中心だったのですが、なにせ関連会社といっても30名程度の小規模な会社が多く、雑多な相談が舞い込んできます。窓口は私ひとりだけ。ゴミ箱の購入からコンプライアンス案件まで、さまざまなお困りごとの解決に奔走する日々を3年ほど送りました。

帰国後、出産へ。育児休暇をとりながら、復帰後はどんな仕事をしようかと上司と相談をしていました。アジア事業でいっしょに仕事していた先輩からatama plusの話を聞いたのも、そんなタイミングでした。転職なんてまったく考えていませんでしたが、そうか、転職という選択肢もあるのかなと。

当時、atama plusは従業員10名ぐらい。コーポレートは一人もいませんでした。でも、素晴らしいミッションがある。うーん、共感するスタートアップで、こんなフェーズに立ち会えるのは、またとないチャンスかもしれない。とはいえ、リクルートは大好きな会社だし、仕事もすごく楽しかった。だから転職すれば、これまでの恩を裏切ることになるんじゃないかと葛藤しました。

それでもatama plusを選んだのは、やはりMissionに共感して、いっしょにやりたいと思ったから。もともと、大学時代に教師というキャリアも考えていたぐらい、教育にも興味がありました。そしてなにより、日々仕事している中で、「何のためにやるのか」というMissionに立ち戻れることは幸せだろうなあと感じたからです。


コーポレートに共通するのは、本質の追求

2018年、atama plusに入社。コーポレート不在の状態でしたから、経理はもちろん、総務や労務、法務など、ルールから制度づくりまで、本来ならチームでやることを上から下まですべてやりました。知らないことは、外部の専門家に頼りながら、少しずつかたちに。リクルート時代の何でも屋さんの経験が活かせましたね。

今年からは、チームの仲間が増えてきて、やっとコーポレートもチーム体制に。今まで一つのチームでしたが、「オフィス(総務)」「経理」「人事」「法務」「ファイナンス」というような単位に分かれてきました。とはいえ、横連携はとても大切なので、お互いに何をやっているのか開示しながら、助け合っています。今は、どのチームも2名ほど。兼務するメンバーも多く、私もファイナス以外ほとんどのチームを兼務しています。

コーポレートの仕事で共通して言えるのは、たとえばルールなど、世の中一般の会社がやっているからという理由で、そのまま適用することはない、ということ。まず「何を解決したくってそのルールをつくるんだっけ?」ということを徹底して考えます。その上で、「世の中によくあるルールじゃなくてもいいんじゃない」とか「こう解決した方がいいよね」ということを、ひとつひとつ紐解いていく。誰もが同じMissionを目指して仕事をしているという信頼のもと、会社としては細かなルールをつくりたくない。だから、本質的に必要なものだけをつくるようにしています。

これから会社が成長していくにつれて、どの仕事も、より専門的な知識が必要になってくると思います。専門性を持ち、atama plusのカルチャーにフィットする人であれば、きっと仕事を楽しめるはずです。


180度視点を変えた、経費精算ルール

そういう私も、当初は大手企業が使ったルールをもとにやればいいのでは、と思っていました。その方がシンプルでラクだし。
たとえば経費精算ルールをつくったときのこと。普通ならどんな会社でも、部署によって金額のバーを設定したり、承認する人を決めますよね。私も当然、そういったルールを設けようとしていました。そうしたところ、「承認者を決める必要はあるんだっけ?」「決めないとどんなリスクがあるの?」と、いろいろな角度からフラットに意見が出てきました。

まだメンバーも20名ほどしかおらず、「お互いの顔もわかるし、信頼関係もある。言いあえる環境にあるんだから、間違っていたら誰かが言うだろうし、本人も迷ったら相談するよね。だったら、おかしなことは起きないんじゃないか」と。なるほど、たしかに考えてみれば、リスクはないかもしれない。大手企業の考え方に固まっていた私は、カルチャーショックを受けたと同時に、180度視点が変わりました。

結果、atama plusの経費精算ルールは、定額(5万円)以下であれば、業務に必要なデバイスや書籍など購入は自由。承認は不要。このルールは、メンバーが150名を超えた現在も変わっていません。


Missionから遠くない、コーポレート

一般的に、コーポレートの仕事は、社内と向き合っていますから、ビジネスやプロダクトチームの人たちに比べて、Missionから遠い位置にあると思われがちです。私もリクルート時代は、規模が大きかった故に、「これは誰のためにやっているんだろう」と思うことが度々ありました。

でも、atama plusでは、遠い感じがしない。私たちコーポレートが、みんなが仕事に集中しやすい環境をつくりだし、会社を強くすることでMissionに少しずつ近づいている。そんな実感が自然とわいてきます。
会社のみんなと、チーム関係なく、すごく心の距離が近いことが大きいですね。Missionに共感した人だけが集まっていますし、オープンで間仕切りのないスペースで仕事していますから、誰もが顔見知り。たとえ初対面でも気軽にランチに誘い合える。それは、設立当初からカルチャーを大切にしてきた結果であり、その一端をコーポレートが担ってきた成果だと思うとうれしいですね。

まだまだスタートアップですが、これからIPOを経て、会社の規模もどんどん大きくなっていくでしょう。そのときに、今のような理想に近い組織の状態を続けていけるかどうか。このままのやり方では難しく、やはり仕組みづくりが大事だと考えます。それがコーポレートとしての大きなチャレンジになると思います。

ありがたいことに、さまざまなチャレンジをさせてもらっているので、これからも「何を解決すべきか」という本質に目を向けながら、みんなでMissionを達成できるよう、理想的な組織のあり方を追求していきたいですね。


Interviewed: 2021.05.31